1章依頼「若き騎士たち」
初の索敵マップです。そしてノーリセプレー的にはかなり大変なマップです。途中経過は省略して結論だけ書くと
- 初めて致命攻撃率(=クリティカル発生率)が0でない敵が出る
- 4ターン目に味方が増援として到着するが、その配置が一部ランダム
- 暗闇の中でランダムに動く敵がいる
の3点がノーリセ計画を立てる上で障害になります。
1番目に関しては、結構どうしようもありません。致命攻撃を防ぐ手段がこの時点では(多分)存在しないため、致命攻撃そのものに関しては出ないことを祈るくらいしかありません。勿論「致命が出ただけでリセットしなければならない」ような戦術は論外ですので、万が一致命が出ても「ダメージが痛い」くらいで済む味方で受けるようにします。具体的にはアーサーを前に出して囮にします。そして突っ込んできたところにアデルがピラムを投擲し、アーサーが盾を外してから捨て身ロングソードでトドメを刺します。これでこの敵はまず1ターンで処理できます。万が一倒し切れなかった場合はエルバートで挑発をかけるか、次のターンの始めに投擲か捨て身をします。*1
2番目に関しては計画を立てるうえでかなり頭が痛いのですが、とりあえず4ターン目以降の行動計画を1ヘクスという細かい単位では立てないということで対処します。言い換えると1ヘクス単位での行動計画は意味がないので、ターンごとの流れのみを計画として立てるようにします。
そして3番目がかなり致命的です。ベルウィックサーガにおいては(一部のSRPGと異なり)敵も敵の索敵範囲内にいる味方ユニットしか狙ってきません。よって、完全に規則的な動きをしてくれるのならばその索敵範囲を逆手に取った戦術の展開が可能になるのですが、一部(というか1人)の敵がランダム移動をするため、敵の索敵範囲が確定ではわかりません。よって、あまり予想被索敵範囲を過信しないように注意します*2。
以上をまとめると、「大まかな計画は立てられるが完璧な計画を立てるのは事実上不可能なので、アドリブを効かせて対処する」ことになります。
それにしても、このランダム移動する敵が1人だけというのが絶妙なバランスだと思います。例えるならCAVEシューティングにおけるランダム要素くらいに味のあるスパイスになってます。もしランダム移動が3人くらいいると、索敵範囲を生かした戦術が取りづらすぎますし、全くいなければラクすぎます。このゲームのバランス調整をした人のバランス感覚は凄いです。一体どなたなんでしょうか…