かんなぎ#1「神籬の娘」

ついに始まったヤマカン初監督作品であるところの「かんなぎ」ですが、ヤマカン信者を自称する自分としてはリアルタイム視聴&感想アップは、こなさなければならない責務であると認識しております*1

  • オープニング

ライブ仕立てというところも面白いと思いましたが、それよりも合間に流れる主要キャラのシーン(原作のシーン抜粋でもなく、イメージ映像でもなく、『各キャラクターが「アイドル『ナギ』の回りにいる人達だったら』という設定における描写*2)に「こういうキャラの見せ方もアリか」と思わされました。

  • 本編

空気感やテンポを重視した作りになっており、「急いではいるが、早すぎるとは思われないギリギリの速度」で進めていくところは流石だと感じました。
少し気になったのが、仁とナギを結ぶイマジナリーラインを殆どの箇所では跨がないようにカットが繋がれているのですが、一部跨いでいるシーンにおいて、何故わざわざ跨いだのかよくわからないところがあったのが疑問として残りました*3
なお、ストーリーについては、原作をベースにしながら多少オリジナルな展開にしていくようですね。まあ、原作に出てくるシーンをアニメでそのまま描写するとテンポの調整が難しい気がするので、アニメ向きの描写を適宜取り入れていく必要があるのは確かのような気がします。

  • エンディング

オープニングで使った動画枚数を取り返すべく(?)あまり動かない絵でした。しかし、絵も音楽も「和」の世界観がよく出ていて良かったと思います。
まあ、個人的には「天津神国津神〜」という歌い出しに思わず昔*4を思い出しました。

  • 総評

事前に危惧していたよりは全然きちんと仕上がっていたので安心しました。この様子ならば毎週それなりに安心して見ていられそうです。


余談ですが…
このアニメをリアルタイムで視聴するため、出先から急いで自宅に戻ろうとしたのですが、どうにも間に合いそうになかったため、電話で連絡をしたのち、近くにある知人の家に駆け込んで見せてもらいました。
傍迷惑にも程があるので、みなさんはマネしないでくださいね!(汗)

*1:ちなみに自分は原作既読です。

*2:と、自分は受け取りました。

*3:と、初見時には思ったのですが、視聴後に何度か繰り返して見てみた結果、『イマジナリーラインの理論は分かってるけど、跨いだからって問題ないだろ?』と言われているような気がしてきました。…只の憶測ですが。

*4:自分、昔は生粋のメガテニストだったのです。