P4プレー時に感じた、昨今のゲーム攻略事情
昨日の記事と一昨日の記事を見比べてみると分かるんですが、この2日間で約33時間もP4やってたんですね…(汗)。我ながらびっくりです。3日連続は流石に色々とマズいので、今日は1日他の用事をこなしました。
というわけで、昨日の続きです。
まだ未クリアの状態なので、ゲーム自体に対する総括的な感想はまだ述べませんが、もっと本質的な…P4自体とは離れた部分で色々と思うところがあったので書いておきます。
それは、昨今のゲーマーを取り巻く環境についてです。
2008年現在、主要なコンシューマーゲームについてはほぼ必ずと言ってよいほどネット上に攻略サイトが作られ、積極的に情報交換が行われています。特に個人運営ではなく、Wiki形式などによる共同運営型の攻略サイトの情報充実は多くの場合非常にレベルが高く、多少ウデに覚えがあったり他の人よりもヒマがあるゲーマーがいたとしても、情報量については個人ではとても太刀打ちできない場合が殆どです。ゲームをプレーする人たちの中で多数派を占めると思われる「とりあえずゲームは楽しめればよい」という層にとっては、この情報環境の充実は(多くの場合)好意的に受け入れられているのではないかと思います。
ところが、昔気質の「ゲーマー」にとっては、これは逆境と言ってもよい環境です。個人レベルでいくら手間暇をかけて調査したところで、多くの場合これらの攻略サイトを超える情報を揃えることは非常に厳しいです*1。一昔前…具体的には約10年前の時点では、特定のゲームを十分にやりこみ、各種情報を集めるということにそれなりの意義と意味がありました。それはすなわち、「情報を手に入れる手段が他に存在しないため、攻略によって生み出した情報に希少価値があった*2」ということです。少なくとも自分やその周りにいた自称ゲーマーたちは、そのような情報を集めることに多くのエネルギーを注いでいたと思います。しかし、2008年では前述したような環境が出来上がっているため、個人がこの方向性で攻略情報を集める意義は非常に薄れていると言ってよいでしょう。
…全然話がすぐに終わりそうにないので、再び次回に続きます。
(自分メモ:約40分?)