true tearsについて(全般的なこと)

最近、周りにアニオタ呼ばわりされることが増えてとても不本意です。今期なんか、実質的にtrue tearsしか見てない自分がアニオタと呼ばれるなんておかしいと思います。まあ、true tearsに関しては各話最低10回は観ていますが、それくらい普通ですよね?


というわけで、自分なりの観点で観たポイントについて触れたいと思います。
まず、(#6に限った話ではありませんが)この作品の音響と作画に関するこだわりは尋常ではありません。音響については公式ブログでも触れられているだけあって、バスケシーンなどで特に顕著に感じられます。作画については色んな点があって書き切れないのですが、一例を挙げるなら比呂美の髪のたなびき方とか本当におかしいくらい描き込まれ、またシーンごとに違った動きをします。#2ラストで頭を下げたシーンで、1テンポ遅れて髪が垂れ下がるシーンとか普通にビビりました。ここまで髪の動きにこだわったアニメは(少なくとも自分の記憶には)ありません。どうしても「見た目(仕上げ)の綺麗さ」という面での「作画の良さ」が強調されがちな本作品ですが、細部へのこだわりや、シーン自体の意味を画が支えているという意味での「作画の良さ」も注目しておきたい部分だと思います。
わりとストーリーが重い(修羅場が多い)ので、ライトな楽しみを求めてアニメを観る人には向かない作品ですが、見所はとても多いです。現在ネット上で第1話は無料視聴できるので、興味を持った方は観てみるとよいかと思います。