数学ガール(上)

『数学×ラブコメ』
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というわけで、「数学ガール(上)」を買って読んでみました。
友人から「ちゃんと数学してましたか*1」といった意味の質問を受けたんですが、「『1024の約数を全て足した結果を求めよ』という問題が苦もなく暗算で解ける人の目から見ると、そこまで大した数学はやっていないレベル」と答えたら、「それは大抵の人にとってはバッチリ数学してるのでは」というツッコミが帰ってきました。まあそうかもしれません(汗)。
ただまあ作品自体としては「囲碁を知らなくてもヒカルの碁は読める」とかいうのと同じレベルで、数学を知らなくても物語は普通に楽しめると思います。人間関係の構図としてはわりとオーソドックスな学園三角関係について描いているだけであり、ただそれらを結ぶ潤滑油の役割を数学が担っているだけですので。
総評としては、「『数学ラブコメ』というワードを聞いて興味を持った人なら読んでみても損はない」といったところでしょうか。

*1:ちなみに、友人からの質問原文は「変態も満足の行く逸品でしたか」でした。日本語は正しく使って欲しいものです。