レッドクリフ感想

何か三国志演義における「赤壁の戦い」をモチーフにした映画が上映中らしいということなので、三国志オタの友人と共に観に行ってきました。
全体的な感想としては…「中途半端だなあ」というのが率直な感想です。戦いのリアルさについても、演義に対する忠実度についても、アクションシーンについても、ストーリーの見せ方についても、どれに対しても中途半端な感じを受けました。戦争の汚い部分をリアルに描くならもっと汚く描けばよいでしょうし、純粋にエンターテインメント性を追求するなら、あんなに血しぶきを飛ばさなくても良い*1と思いますし。
あとは…生まれた仔馬に付けた名前が「萌萌」だったこととか、「八卦の陣」のシーンがギャグにしか見えなかったところがポイントでしょうか。
大々的にプロモーションされている本作ですが…個人的には「知人に勧めたい」とは思えませんでした。まあ、「三国志の映画があるんなら見てみようかな」という人ならば見てみても良いかもしれません。

*1:ちなみに、わりと血しぶきが飛んでいました。この映画に視聴年齢制限がないのが不思議なくらいに。