アルゴリズムと数学
今日仕事で触れた話で、久しぶりに「学問的に面白い」と感じたエピソードがあったのでメモ。
- 可変長のレコードをソートしたいのならば、インデックスソートが妥当*1。
- インデックスソートの妥当性を数学的に表現すると非常に面白いです。具体的には
「全順序集合{}と集合、それらの間の全単射が存在する場合、がに誘導する自然な全順序{}を考える。このとき、あるソート{#}が存在し、{#}に対しが成立すれば、合成写像がのソートを与えることを示せ。」
という命題の証明が
(証明)
明らか。(証明終わり)
の一言で終わってしまうところが。
…書いていて自分で思いましたが、これが「面白い!」と思える人間って相当限定される気がします*2ね…(汗)。普段は「誰が読んでもとりあえず理解はできる」文章を心がけているので、たまには「誰が読んでも共感できない文章を書いてみよう」と思ったらこんなことになってしまいました(汗)。まあ、たまにはこういう日もあってもいいですかね*3。