true tears#11「あなたが好きなのは私じゃない」

なんか色んな意味で微妙な回でした。前回までの流れを受け継いでいないというか何というか。…っていうか、西村監督が脚本やってる回は毎回微妙な気がします。
まあ今回に限らない話ですが、1クールに物語を納めようとするには要素を詰め込み過ぎている気がします。良く言えば脳内補完に頼る、悪く言えば伏線丸投げな部分が多いかなと。眞一郎と比呂美の母親同士の確執についてとか多分設定上は色々考えてあるんでしょうが、少なくとも作品内では納得のいく描写がなされていないように(少なくとも自分には)見えます。10話で比呂美が仲上家を出ようと思った経緯についても、よくある「あとはご想像にお任せします」レベルの描写なわけですが、他の描写不足が祟って「結局何だったんだろう」という感じが拭えません。
何はともあれあと2話です。後味よく終わってくれるとよいのですが…。